花の季節を纏う

桜の花が満開を迎えたこの頃、如何お過ごしですか。
人の世が落ち着きなく移ろっている傍らで、自然の営みは粛々と続いています。
今年もあの淡いピンクの花を見て、心が浮き立つのを感じています。
春だ春だと浮かれたい。薄着で外を闊歩したい。
けれども三寒四温のこの時期は、まだ上着を手放せない日が続くものです。
お天気と体調と相談しつつ、春の装いを楽しみたいものです。
本日はTakahashi Naomiのラインナップの中から、桜から初夏へ、花の季節にお勧めの二点をご紹介します。
花の季節に似合うアイテムをふたつ
マツ(L)ピアス
かぎ針のマツ編みを金属バージョンに落とし込みました。レースのように繊細な編み目には思わず見入ってしまいます。身に付けた際、机や壁に松模様の影が映る様も美しいです。大振りでありながら身に付けると軽やかで重たくなりません。カラーバリエーションは、花の頃にぴったりの淡いピンクをご用意しました。
ぷく(3連)ピアス/イヤリング
小振りなぷくモチーフを縦に3つ連ねました。大振りなぷく(L)がポップで遊び心に富んでいるのに対し、こちらの3連ぷくは可憐さを感じさせます。カラーバリエーションにも3連ぷくならではの淡いピンクをご用意しました。
キーワードは花の季節を纏う
季節の巡りというのは、本当に表情豊かなものです。
ファッションやコーディネートを考える際は、それぞれの季節の表情に寄り添って想像を巡らせてみると、飽きることなく日々の装いを楽しめるのではないでしょうか。
季節の表情というと、例えば光です。冬には白く澄んでいた外の光が、春から初夏にかかるこれからの季節にはやや黄味を帯びて霞みます。それぞれの光の下で映える色や素材には違いがありそうですね。
次に植物。若い芽の淡い緑や桜のピンクを筆頭に、淡い花の色をあちらこちらに見かけられるのもこの季節ならではです。
柔らかい光と柔らかい自然の色を味方につけて、花の季節そのもののような装いが出来たら、わくわくしませんか?
スタイリングのポイント
ここからは、この季節にMatsuや3連ぷくを身に付ける際のスタイリングのポイントをご紹介します。
<色>
パステルカラー等の淡い色が一年で最も似合う季節ではないでしょうか。写真のモデルはピンクのシャツを着用していますが、まるで春そのもののようなコーディネートになりました。
<形>
襟付きの服が似合う季節でもあります。シャツを合わせるのもお勧めです。
<素材>
コットン、リネン、シルク等の天然の素材と相性が良いです。
写真のコーディネートは一例ですが、今回ご提案したかった花の季節を纏うというコンセプトを、またはその雰囲気を表現できたのではないかと思っています。纏う人もそれを見る人も、気持ちが明るくなるような装いができた日は一日楽しいですよね。
今回ご紹介したアイテム

素材:ロジウム、ゴールドフィルド、ローズゴールド
カラー:ホワイト、ブルー、ピンク
全ラインナップは以下のリンクからご覧ください